みなさんが会社で働く時に、労働者(みなさん)と会社(経営者)との間で、「働きます」「雇います」という約束=労働契約が結ばれます。どういう条件で働くかといった契約内容(労働時間や賃金など)も労働者と会社の合意で決めるのが基本です。だからといって、この契約を全く自由に結んでよいとなったらどんなことになるでしょうか。

 労働者は雇ってもらい賃金を支払ってもらわないと、生計を立てていくことができません。よって、雇ってもらうためには、賃金や働く時間に不満があっても、会社の提示した条件どおりに契約を結ばなければいけないかもしれません。また、もっと高い賃金で働きたいと言って会社と交渉したら「ほかにも働きたい人はいるから、嫌なら働かなくていい」と会社に言われてしまえば、結局会社の一方的な条件に従わなければいけなくなることもあるでしょう。

 このように、会社の自由にしてしまうと、会社よりも弱い立場にあることが多い労働者にとって、低賃金や長時間など労働者にとって劣悪な労働条件となった契約内容となってしまうかもしれません。そうしたことにならないよう、労働者を保護するために労働法は定められています。つまり、労働法について知識をつけておくことが、みなさん自身の権利を守ることにつながります。

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